綺麗な紅葉を見てみたい!
上高地は奥穂高岳の麓に位置する唐沢カール
日本屈指の景観がそこにある!と聞き及び、その地に赴いて2年。
今年で3年目のアタックになります!
残念ながら2年とも一週間程タイミングが遅く、
今年こそは最高の紅葉を見たい!ということで過去の失敗と経験を振り返りながら
登山の準備からアクセス、現地入りしてからのルートや野営地を紹介していきます!
例年から見る紅葉の時期は9月末から10月5日前後まで!
私の挑戦した2回の日程は10月13日と翌年10月15日。
どちらも一週間ほど遅く、全く紅葉を楽しめなかったというわけではありませんが
やはり赤々とした紅葉を楽しむには10月初頭を狙うのが良いのではと考えています。
上高地のHPや唐沢ヒュッテさんのHPで間も無く紅葉に関するページが上がるそうなので
そちらと天気予報をチェックして調整しましょう!
風邪が強い日の翌日は葉が飛んでしまうので要注意です!、
登山の準備 日帰りは厳しい。山泊前提
日本で3番目の標高を誇る奥穂高岳の麓にある唐沢カールの標高は2300m
日帰りで行くには難易度が高く基本的には泊りが前提。
1泊2日もしくは2泊3日の行程を組めると余裕を持って挑めると思います。
山泊の装備にはテント、シェラフ、マット、クッカー、バーナー。
必要に応じてテーブルや椅子が必要になると思いますので必然的に荷物が重くなります。
私のパッキングの例で言うと20kgほど。もちろん山小屋に泊まると言うことであれば
これらがなくなるので日帰りの装備に多少お泊まりのセットを持ち込むだけで行くことができます。山小屋には事前予約が必要、特に最近はコロナの影響で営業していない。
と言う事もありますので注意して下さいね!
冬の装備で挑もう!標高+100mで気温は-0.6度下がる
上高地の標高がら1500m。唐沢カールは2300mなので、およそ-5度程度の温度差があると言うことになります。唐沢カールにおける9末から10月末の気温は夜になるとマイナスになるので装備品の季節感には十分注意しましょう!
アクセスの際の注意点!マイカー規制
出発点により時間などは違ってくるので一概には言えませんが1番注意したいのは通念マイカー規制で麓の上高地には手前の駐車場(沢渡)で車を停めてバスもしくはタクシーに乗る必要があると言うことです!
現地まで車で行くことはできませんよ!
私は例年友人とレンタカーをして手前の駐車場まで行っています。
上高地到着後すぐにある【小梨平キャンプ場】
まずは到着して徒歩10分程のところに一つ目の野営地「小梨平キャンプ場」があります。
こちらのキャンプ場は設備ぎ整っていて景観も良く非常にオススメの場所です!
登山関係なしに初めて上高地を訪れた際はここに1泊して楽しみました。
お風呂あり、売店あり、食堂ありと至れり尽くせりで登山のベース地としても使い勝手が大変良いです。
^_^ルートについて 上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜唐沢
唐沢カールを目指す場合のスタンダードなルートになります。
小梨平キャンプ場を経て明神池を横目に徳沢キャンプ場を目指し、そこから更に横尾野営場を目指します。この際、自身の体力と相談して各地で1泊することをオススメします!
上高地から横尾野営地までの参考タイムはおよそ3時間ほどで工程は多少のアップダウンを繰り返す平坦な道のり。横尾野営地から本格的な登山が始まります。
1時間ほど歩いたところで本谷橋に到着。橋のたもとで一休みという定番スポットになっていて。川が綺麗で景観が良く体力に余裕があっても思わず足を止めてしまいます。
唐沢カールの紅葉はここら辺りから始まり、2時間ほど登ったところで到着となります。
横尾〜唐沢カールの3時間が1番きつい!
本谷橋から先は本格的な登山となり健脚者でも山泊装備ともなるとなかなかの難易度となります。私自身初挑戦の時は色々と欲張ってしまい25kgほど背負って登りましたが後半バテてしまいました。パッキングは少しでも軽くしましょう。そうして2年目には-5kgほどで挑んだ私でした。
標高が高いので星も綺麗、そして翌朝見られるモルゲンロート
唐沢カールにて紅葉を楽しんで夜を迎えたらぐっと冷え込み夜更かしも早々に寝ることになると思いますが夜中に起きると綺麗な星空が見られます!そして朝、モルゲンロートと呼ばれる早朝に日が上りきらない時間に山筋を照らし赤く染まる現象のことを言うそうです。
紅葉の時期は天候に左右されやすいし毎年変わります。
ピンポイントで狙うことは難しいかもしれませんが皆さんが最高の紅葉を見られることを願っております。そして何より私が見られますように笑
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